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世界遺産 熊野三山へ(3)

電車に乗り遅れたおかげで、熊野本宮大社にもお参りできました。

熊野本宮大社の主祭神はスサノオノミコトです。

この長い階段の中腹、左側にある祓戸大神に先ずお参りをします。
手水舎はさらに上にあります。

ご神域は写真撮影禁止でしたので、写真はありません。

以下のとおり神殿内の参拝順序が決まっていますのでご注意くださいね。
なお、現地にも大きく案内板が出ています。

①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社         結ひの神(八百萬の神)

本宮大社の後は、産田神社(うぶたじんじゃ)を参拝します。
産田神社はイザナミノミコトとその子のカグツチノミコトをお祀りしています。

境内の案内板には以下のとおり由来が記されています。

『日本書紀』にある女神伊奘冉尊(いざなみのみこと)が、ここで軻遇突智(かぐつち)を産み亡くなったので、花の窟に葬ったという。
産田という名は産んだところと伝えている。
この付近では埋蔵土器が多く出土していて考古学的にも先史・古代にわたる古さを物語っている。
太古社殿のなかった時代の「神籬(ひもろぎ)」の跡(神の宿るところ)と伝えられる場所も残っている。

古代の神社は建物がなく、「神籬(ひもろぎ)」と呼ばれる石で囲んだ太古の祭祀台にしめ縄を張って神様をお招きしたそうです。
その跡が神社の左右に2カ所残っています。

こちらも写真を撮影しませんでした。
熊野市観光公社のサイトにでていますので、興味がある方はご覧ください。

産田神社の後は、大斎原(おおゆのはら)にお参りします。

かつて熊野本宮大社は熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある「大斎原」と呼ばれる中洲にありました。
しかし明治22年8月の水害で倒壊してしまったため、丘陵地に移したとのことです。

日本一の鳥居をくぐって参拝します。
産田神社からは徒歩10分程度でしょうか。

鳥居をくぐり、気持ちの良い森林を抜けると、公園のようなスペースが開けます。

その公園のようなところに二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊をお祀りしています。
私は、この場所に最も強いエネルギーを感じました。

お参りの後は、また大鳥居をくぐり、戻りました。

参道の両側の稲穂が青々として実に美しいですね。

この景色を眺めながら、突然「日本人にとっていかにお米が大切なのか。」という考えが頭に浮かびました。
浮かんだ・・というか、強烈に押し寄せてきた・・・という感じ。

この体験が、私を「食の安全」への興味に導いていったと思います。
それは、また別の機会にブログに書ければと思います。

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