シェイクスピアの故郷であるストラットフォード・アポン・エイヴォンは、ロンドンから列車で約2時間です。
実は当初は行く予定がなく、オックスフォードに行くことになっていたのですが、スケジュールの都合で直前に変更になりました。
オックスフォードはまたの機会に〜
当日、ロンドンからの列車の出発が30分以上遅れて、途中駅からの乗り換えに間に合わない・・・という事態になり、駅のインフォメーションの女性に相談したところ、こちらの英語がイマイチだったためか、「大丈夫よ、電車を降りたホームの目の前の電車に乗り換えればいいのよ〜♪」と言われてしまいました(^^;;
「いえ、そうではなくて、ロンドンからの列車が遅れているから、乗り換えが間に合わないですよねっ?どうすればいいでしょうか?」と言ってみたけれど、「だから〜、目の前のホームにいるから大丈夫よ〜。」の一点張り。
乗り換える電車の出発を遅らせて待ち合わせするってことかしら?? なんかすごい不安なんですけど。。。
インフォメーションの女性は他の人と話し始めてしまい、待っているうちに遅れていた列車の出発時間が近づいてきたので、やむなくホームに向かいました。
ホームに向かう途中でイケメンの駅員さんが立っていたので、すかさずインフォメーションの女性に聞いたのと同じ質問をしてみたところ、彼は質問の意図をわかってくれて、「う〜ん・・・確かに乗り換えは間に合わないです。次の列車は1時間以上後になってしまいますね。」と言うではないですか!
「でも、日帰りで観光するのです。なんとか他の方法はないでしょうか?」
「そうですねぇ・・・。この先まで行ってしまって、別の鉄道を使うという手が・・・。」と言いつつ、チケットの裏に何かを書きなぐり、「もう時間がないので、列車の中で車掌にこれを見せてください。僕が事情を書いておきました。」と言いました。
ありがとう、イケメン駅員さん!!
結局、予定時刻より1時間ほど遅れて発車した列車の中で車掌さんに件のチケットの裏面を見せたところ、「事情はわかったから、ちょっと待っていなさい。」と言って去っていきました。
その後、列車内のアナウンスで「ストラットフォード・アポン・エイヴォンに行きたい人は申し出てください。」とのアナウンスが・・・。さらに、しばらくすると「ストラッドフォード・アポン・エイヴォンに行きたい人は、まとめて車で送るので⚫️⚫️駅(レミントンだったかも・・・忘れてしまいました。)で降りてください。」とのアナウンスが入りました!
その後、先ほどの車掌さんがやってきて、「さっきのアナウンスわかったか?」と聞いてきたので、「⚫️⚫️駅で降りるのですね?ありがとうございます!」と言ったら、ニヤッと笑ってサムズアップして去って行きました。
イギリスの鉄道会社の人たち、なんて親切なのでしょう。感動してしまいました!!
指定の駅で降りると、他に4人ほどの観光客がいて、一緒にタクシーで送ってくれました。しかも、そのうちの一人が「駅じゃなくてシェイクスピア劇場まで乗せてくれよ。」的なことを言ってチップを渡したので、シェイクスピア劇場まで乗せてくれました。ラッキーでした。
そんなこんなで行ってきたストラットフォード・アポン・エイヴォンはこんな感じ。
シェイクスピア劇場近くのレストランでランチしました。
役者さんたちが大勢通ったお店とのことで、写真やサインがたくさん飾られていました。リーズナブルで美味しかったです。
こちらは、シェイクスピアが洗礼を受けたホーリー・トリニティ教会。
そして、シェイクスピアの生家。
アン・ハサウェイの実家は時間切れで行けませんでした。
知らなかったのですが、冬場は閉まるのが早いのです。4時にクローズしてしまいました。
また、ゆっくり訪れたいと思います。
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