前に勤めていた会社を辞めた頃、家から駅に向かう道を歩いていたところ、会社員時代には感じられなかった(気づかなかった)自然の美しさを感じられるようになりました。
大きな家の庭先できれいな梅の花が咲いた。
公園の桜が満開。
桜が散っていく・・・
公園のチューリップが色とりどりに咲いた。
洋館風の素敵な家の庭に何種類ものバラが咲いた・・・
いまは、駅前の信用金庫前の朝顔がきれいです。
会社員時代には、気づかなかったな・・・心の余裕がなかったのだな・・・と思いましたが、よく考えたら、会社員時代は別の道を通って駅に行っていました。
会社員時代は、駅までバス通りを歩いていました。
会社を辞めたあとは、特に意識して選んだわけではないけれど、その一本裏手の道を歩いていました。
所詮住宅地ではありますが、そちらの道の方が緑が豊かで、季節の移り変わりを感じさせてくれるのです。
ところが、あるとき、なんだかうまくいかないことが続いたとき、考え事をしながら歩いていたら、会社員時代に歩いていたバス通りを歩いていたことに気づきました。
あれ、そういえば、最近、こっちの道を歩いているな・・・なんでかな??
そう思って、その次の日は、一本裏手の道を行こうと思ったのですが、なんだか、そちらに足が向かないのです。
うまく説明できないのですが、バス通りを歩く方が自分にしっくりくるというか、一本裏手に曲がろうとすると、余計にエネルギーがかかるというか、そういう気分でした。
不思議だなぁ〜と思いながら、でも、私は、一本裏手に曲がってみたのです。
すると、最初は、なんかしっくりこない・・・と思っていたのですが、駅まで歩いているうちに実にすっきりした気持ちになっており、ここ最近頭を悩ませていた事柄についても、これからどうしていこうと、自分の中でうまく整理ができていたのでした。
自然はとてもエネルギーが高いのです。
おそらく、自分のエネルギーが低くなっているとき、一本裏手の道のエネルギーと合わなくて、自然とそちら側に足が向かなくなっていたのではないでしょうか。
でも、そちらに行ってみると、自然は私たちを助けてくれるのだと思います。
気分を変えたいとき、いつもと違う道を歩いてみるといいかもしれません。
自然が豊かな道がおすすめです(^ ^)
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