みそぎ御殿からさらに道を進んでいったところにみそぎ池があります。
地元の方々からは「御池」と呼ばれているそうです。
みそぎ池は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が亡くなった伊邪那美命(いざなみのみこと)を追って行った黄泉の国から戻り、その穢れを祓うためにみそぎを行った場所と伝えられています。
神社でお祓いを受けるときに神主さんが「掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に御禊祓へ給ひし時に〜」と読み上げる祓詞にある「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原」がここだと言われています。
空気がキリリと澄んでいて、とても美しい空間でした。
あまりにも空気が澄んでいて、池の周りをゆっくり歩いていると頭がキーンとしてきまして、それから、気のせいか視界がやけにはっきりしてきたのでした。
私自身の心と身体の穢れが清められたような心地がします。
5月下旬頃から朝は蓮の花が咲いてとても美しいそうです。
次回はぜひ初夏に行ってみたいです。
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