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高千穂神社の夜神楽

夕食後は高千穂神社に夜神楽を見に行ってきました。
高千穂神社は旅館神仙から歩ける距離ですが、送迎の車を出してくださいます。
他にもいろいろご配慮いただけまして、本当に有難いかぎりでした。

 

夜神楽は11月中旬から2月上旬にかけて里ごとに氏神様をお招きして三十三番の神楽を一晩かけて奉納する神事です。
高千穂の夜神楽は平安末期から鎌倉時代に成立したと言われており、国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
高千穂神社では、この季節以外にも高千穂の伝統的な夜神楽を体験できるよう神社の境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、代表的な四番を公開してくれています。
こちらは写真撮影可能ということでした。

神楽殿は大盛況で、座敷に正座、胡座、体育座り等で座って観ます。
端の席で寄りかかりながら脚を長く伸ばして座っている方もいましたよ。

さて、11月中旬(秋の収穫後)から行われる夜神楽は、秋の収穫への感謝と翌年の五穀豊穣を祈願して奉納します。
このように米俵の後方に長い御幣を立て、この御幣から 4 本の綱を神座に向ってひく飾り付けがなされるそうです。

高千穂町の方々がとても神事を大切にされていること、そして神様がとても身近な存在であることを感じて、とても素敵だなと思いました。
古き良き日本を見たような気がします。

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