夜神楽をみた高千穂神社は、垂仁天皇(第11代天皇)時代に創建された高千穂郷八十八社の総社です。
鳥居をくぐると空気がきりりと澄んでいて、町中とは全く違う空気を感じました。
階段を一段上るごとに自分が整えられていくような心地がします。
本殿は1778年に再建されたそうですが、さすが格式の高さをうかがわせる社殿です。
本殿の前に2本の杉の幹がくっついた「夫婦杉」があり、夫婦、恋人、友人などと手をつないで3回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いが叶うといわれています。
私もまわってみました。叶うといいな。
本殿をぐるりと回ると、脇にミケヌノミコトが、荒ぶる神である「鬼八(きはち)」を退治した伝説に基づく木造があります。
本殿の横に「鎮石」があります。
案内板によると「第11第垂仁天皇の勅命により、我国で初めて伊勢神宮と当高千穂宮が創建された際、用いられた鎮石と伝えられて」いるとのことです。
テレビのスピリチュアル系の番組などで紹介されて強力なパワースポットとして有名になったそうです。
地元の方によると、有名人がこの石に触れて祈る姿や石の近くに手をかざす姿が放映された影響で、そのようにしている観光客が多いけれど、まわりの柵の上くらい離れた位置から手をかざすのが丁度良いそうです。
確かに、上のほうで手をかざしても、すぐに手のひらが暖かくなってきましたよ。
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