BLOG

天孫降臨の山に建てられた二上神社

高千穂旅行の最後に二上神社を参拝しました。
日本書紀、日向風土記で天孫降臨の峯として伝えられる二上山の中腹にある神社です。

二上山は高千穂町と五ヶ瀬町にまたがる山で、男岳、女岳の二つが岳が一つになっていることから二上山と呼ばれています。
二上山そのものが御神体として信仰の対象となっており、向かう道中も神聖な雰囲気に満ち溢れていました。

御祭神は日本列島をお産みになった伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冊尊(イザナミノミコト)です。

898年(昌泰元)現在地に創建された後、1511年(永正8)三田井右京大夫右武が社殿を再建し、1814年(文化11)炎上したため、また再建したものと伝えられています。

 

御神木は二上銀杏です。
この御神木には伊弉諾尊と伊弉冊尊が国を作る営みを表した神聖な形が自然に形作られたのが見られます。
神聖な御姿を写真におさめるのがはばかられたので、そちら側は写しませんでした。(が、いろいろなところに掲載されています。)

境内の階段のところで、とても気さくなおじさんが話しかけてきました。
おじさんは、御神木について説明した後に御神木からとれた銀杏(ギンナン)を小袋に入れたものをくださいました。
普通の洋服を着ていたので、近所に住んでいる親切な氏子さんかなと思っていましたが、お別れしてから神主さんであったことを知りました!

もともと参拝する予定はなく、時間があったので熊本空港に向かう途中でついでに立ち寄った(失礼!)次第ですが、まさに聖地。とても神々しさを感じる神社でした。
次回はもっときちんとお参りしたいと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP